
ねぶた祭り期間中 埠頭には 日本丸とか、飛鳥Ⅱ、ダイアモンド・プリンセス等のクルーズ客船が停泊する。
4日、浅虫温泉からの帰宅途中、ブラブラ散策。
この日は ぱしふぃっくびーなす が来ていた。

市街地へ向かう道端は 整備された草原になっていて、 そこで 見っけ!!
なにこれ? きのこ??
判明: ホコリタケ
君の名は? ---どこかで見かけたような・・気になるなぁ~~

コメツブツメクサ アメリカイヌホウズキ

以前なら 連れて来て生育過程を身近で観察するのだけれど、もう 歳で 世話する気力が失せてしまった。
その内 刈り取られてしまうのだろうなぁ~~
名前さえ判れば 検索し易いのだけれど~~~
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以上
※ 招き猫さまから コメントを戴き、なにこれ?の一部 判明致しました。
招き猫さま ありがとうございました!!
以下 検索からの抜粋:
○ ホコリタケ キツネノチャブクロの別名でも呼ばれる。
その他の名称 タヌキノチャブクロ、、ミミツブシ、バクダン
「ホコリタケ」の名は、本種を示す和名として用いられるほか、
ホコリタケ属・ノウタケ属・ダンゴタケ属・シバフダンゴタケ属などに属する本種以外の種をも含めて総称する呼称としても使われる場合がある。
・白いものを キツネチャブクロ
・褐色のものを タヌキチャブクロと呼ぶ。
いわゆる「傘」がなく胞子を出すヒダもない。全身が同じような「皮膚」で覆われている。
頭に近くなるほど小さな黒いポッチが増え、褐色になる。直径3~5cm程度。
若いときは中が白いが、熟すと緑褐色の埃っぽい綿のようになり、頭の先端に穴が開き、穴からプッと胞子を放出する。
この状態で知らずに踏んづけてしまうと緑の煙を出すため、驚かされる。
この胞子の出る様がホコリに似ているから、ホコリタケ。
自然状態では、木の葉っぱから雨滴がホコリタケに落ちたら、胞子が出る。
成熟した子実体の外皮が何かに接触したり風に吹かれるなどの物理的刺激を受けると、
頂部に開いた孔から胞子が煙のように噴出することから与えられた名である。
迷信ではこの煙が耳に入ると耳が聞こえなくなるという地方もあり、「つんぼたけ」とか「みみつぶし」などの方言名は、
この迷信に由来する。
方言名も、上記の二つのほかに「かぜのこ」・「けむだし」・「かぜぶくろ」・「うさぎたけ」・「かざぶく」・
「いしわた」・「いしのわた」・「きつねのおこつ」・「きつねのたばこ」・「きつねのたま」・「きつねのだんご」
など多数にわたるが、これらもまた、本種のみでなく、上記の各属に属する複数の類似種をも含めた呼称である場合が多い。
漢名の「馬勃」もまた、本種とともに、いくつかの類似種(日本では未産の種をも含む)の総称であると考えられる。
食用・・汁物、焼き物など。
ホコリタケはそれほど美味しいキノコではありませんが、食べるなら幼菌時のキノコのみを食べます。
このきのこの幼菌をお湯に通し、皮をむいて串に刺す。
甘辛醤油を漬けて焼き鳥のように火で焼いて食べるとおいしく食べられる。
串焼きにして味噌で食べると「美味」「絶品」
さっと湯通しをして剥いてみる。
すると、意外にもするりと剥けた。
全て剥き終わると、まるで発酵中のパン生地みたいな質感
焼くと中身が柔らかくなり、歯触りはまるではんぺんの様だ。
割ってみると、中は真っ白でマシュマロのよう。
これが食べられるのだ。
皮をむいて食べる。
内部が純白色で弾力に富んだ若い子実体を選び、柄を除き、さらに堅くて口当たりの悪い外皮を剥き去ったものを食用とする。
はんぺんに似た口当たりであるため、吸い物のような薄味の汁物などによく合う。
酢の物・醤油をつけての串焼き・バター焼などにも使う。
味噌汁に入れて食べたことがある。
中を割ってみて、褐色~灰色または黒色になっているのは胞子ができているということ。
これを食べたら、たとえようもないくらい嫌な味がする。
食感も「ジャリッ」としている。
内部の組織が黄色みを帯びたものは、異臭があって食用に耐えない。
薬用・・
漢方では「馬勃(ばぼつ)」の名で呼ばれ、完熟して内部組織が粉状となったものを採取し、
付着している土砂や落ち葉などを除去し、よく乾燥したものを用いる。
咽頭炎、扁桃腺炎、鼻血、消化管の出血、咳などに薬効があるとされ、また抗癌作用もあるといわれる。
西洋でも、民間薬として止血に用いられたという。
ホコリタケ(および、いくつかの類似種)は、江戸時代の日本でも薬用として用いられたが、
生薬名としては漢名の「馬勃」がそのまま当てられており、薬用としての用途も中国から
伝えられたものではないかと推察される。
ただし、日本国内の多くの地方で、中国から伝来した知識としてではなく独自の経験則に基づいて、止血用などに用いられていたのも確かであろうと考えられている。
環境指標
鉛・カドミウムなどの重金属やセレンなどを吸収して生物濃縮を行う性質がある。
この性質を利用し、重金属による土壌汚染の程度を推定する指標としての応用が研究されている。
○ コメツブツメクサ
「小さな詰め草」,つまり「米粒詰め草」と名が付いたようです。
和名は、シロツメクサに似ているが全体に小さいことに由来する。
コゴメツメクサ(小米詰草)、キバナツメクサ(黄花詰草)ともいう。
形態・生態:
葉は、3出複葉で先端側に鋸歯がある.、小葉の先がくぼむ。
葉の裏面脈上や縁に長毛がある。
裏面の主脈上に長毛がある。 葉柄基部には托葉がある。
小葉には不明瞭な鋸歯がある。
托葉は切れ込まない。 茎には斜上する毛がある。
花穂ー 15~20個程度の花を穂状につけるが,花のつき方はクスダマツメクサよりまばらで花穂が小さい.
花は、黄色の蝶形花が数個 - 20個集まる。受粉後も花弁が残る。
果実(豆果)は、枯れた花弁に包まれる。
花は受粉すると垂れ下がり 花が落ちないまま、その中に果実を作り始め、そのまま乾いて残る。
鮮やかな黄色の花の下に白っぽくなった花が付いていますが、
その中で、すこしずつ果実が成熟していきます。
果実は枯れた花弁に包まれている。
(少し似ている クスダマツメクサ,コメツブウマゴヤシ)
マメ科シャジクソウ属
シャジクソウ属は花が終わっても花弁が落ちず、また短い花柄を持つシロツメクサ、コメツブツメクサ、クスダマツメクサは受粉がすんだ花から順に下向きになる。
クスダマツメクサの花穂
30~50個程度の花を穂状に密につけ,その形がクスダマに似るのでこの名がある.
葉は3小葉からなる複葉で,葉の半ばより先端側に低い鋸歯がある.
花の色が濃い黄色のもの,他に黄白色のものがある.
コメツブウマゴヤシの花穂
空地や海岸などに生える雑草。
30~60個の花を穂状につける.果実ができる頃には花柄が長く伸びている.
葉は3小葉からなる複葉で先端側に鋸歯があり、表も裏も、細い白い毛が生えています。
花が終わると花弁が落ち、花殻は残らずに丸まった果実を付けます。
ジャジクソウ属のものは咲き終わった花がだらしなく下を向いているように見える形で果実をつけています。
咲き始めのほんの短期間以外は、花と果実(未熟な物も含めて)が両方ついています。
○ イヌホウズキ:
名の由来は、否(いな)ホオズキで、ホオズキに似ているがホオズキでは無いという意味から転嫁(てんか)して、イヌホオズキの名になり、北米原産から、アメリカイヌホオズキの名になった
また、ホオズキの名の由来は、
「古事記」には、八岐大蛇(やまたのおろち)の真っ赤な目が赤加賀智(あかがち)のようだという記述がある
この、赤加賀智(あかがち)とは鬼灯(ほおずき)の古名であり、八岐大蛇(やまたのおろち)の目をホオズキの実にたとえている
江戸時代中期に「備考草木図(びこうそうもくず)」には、「ほほづき」として名が載っている
花は白色で、4~10個。花は総状(順番)につく。
熟した黒い実は艶がない(輝かない)。
種子30~60個。球状顆粒0個。萼を残して果実のみが落下する。
アメリカイヌホオズキ:
1900年代半ばに渡来したと推定されている北アメリカ原産の外来種です。
全草有毒です。
草丈40~60cmほどの一年草で、茎の中程でよく枝分かれして横に広がります。
日本に自生するイヌホオズキにそっくりです。
茎の途中に花茎を出し、その先でいくつかに枝分かれして数個の花(果実)をつけます。
花径は7mmほどと小さく、花色は白から淡い紫色まで変異があります。
果実は、径7mmほどの球形で熟すと黒くなります。
初夏から秋まで長い間花や果実をつけています。
繁殖力が強いようで、現在では市街地のちょっとした草地から里山まで広く分布しています。
多摩丘陵でもしばしば見かけます。
アメリカイヌホオズキとイヌホオズキの区別は大変困難で、
もっとも確実なのは、アメリカイヌホオズキでは花茎が一か所で枝分かれして花や果実をつけるのに対して、イヌホオズキでは花茎の分枝が僅かにずれて並んでつくことです。
多摩丘陵では他に、ヒヨドリジョウゴの花がやや似ていますが、ヒヨドリジョウゴはツル性であること、花被片が後方に強く反り返ること、果実が赤熟することで容易に区別できます。
花や草姿がやや似たワルナスビでは茎や葉柄に鋭いトゲがあるので容易に区別できます。
(8月10日 記)

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